石鎚風景林
129.40ha
標高 全般:760~1,600m/最高:1,600m(石鎚山山頂天狗岳1,982m)/最低:760m
西日本最高峰 霊峰 石鎚山
西日本最高峰 霊峰 石鎚山
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- 地域
- 四国
- アクティビティ
- 花見(アケボノツツジ)(含む周辺・近郊) 紅葉狩り(含む周辺・近郊) 観瀑(滝)(「レクリエーションの森」外) バードウォッチング(含む周辺) ピクニック広場(芝生広場等) 登山(含む周辺) 水遊び・釣り(「レクリエーションの森」外)(場合によっては有料) 沢のぼり(「レクリエーションの森」外)(場合によっては有料) ガイドツアー(含む周辺)(有料) 石鎚山スターナイトツアー(有料) 温泉(「レクリエーションの森」外)(有料) スキー場(コース数:3)(「レクリエーションの森」外) 石鎚スキー場MTBコース(「レクリエーションの森」外)(施設利用、アクティビティ参加は有料) 中長距離トレイル(一部)(含む周辺・近郊) 森林鉄道跡(「レクリエーションの森」外)(施設利用、アクティビティ参加は有料) 神社仏閣巡り(含む周辺・近郊)
- 概要
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- 地理的・地形的特徴
- 石鎚風景林は、西日本最高峰石鎚山の北面(瀬戸内海側)の中腹部に位置し、地質は石鎚層群にあたり石鎚山頂一帯に露出する安山岩類は、約1,500年前に始まった火山活動の起源を知ることができます。登山の起点は、ロープウェイの終点「山頂成就駅(さんちょうじょうじゅえき)」(標高約1,300m)です。ここから比較的なだらかな遊歩道が石鎚神社の成就社(じょうじゅしゃ)まで続いています。これより先は、アップダウンを繰り返しながら高度を上げ、前社ヶ森(ぜんじゃがもり)の「試しの鎖」(74m)を過ぎ、夜明かし峠(よあかしとうげ)にさしかかるとうっそうとした森が開け、弥山(みせん)(頂上山荘)から天狗岳(てんぐだけ)(石鎚最高峰)まで望めるビューポイントに到着です。更に登れば「一の鎖」(33m)「二の鎖」(65m)「三の鎖」(68m)と険しい岩場を経て山頂社が鎮座する「弥山」を目指します。全ての鎖場には巻き道が用意され安全に登頂できます。また、夜明かし峠(標高約1,650m)を東に下ると、役行者や空海がこの地で修行したともいわれる「天柱石(てんちゅうせき)(御塔石(おとういし))」経由で、御塔谷を西之川バス停(標高約430m)まで下る古道「西之川ルート」を楽しめます。
- 歴史的・文化的特徴
- この森の中程には、石鎚神社の成就社「見返遙拝殿(みかえりようはいでん)」があり、約1,300年前に霊峰石鎚山を開山した祖役小角(えんのおずぬ)の尊像が祭られています。毎年7月1日から10日に行われる「お山開き」には全国各地から登拝者が訪れ、祭事には全山にほら貝や、鈴の音が響き渡り参道の白装束の修験者の姿は、今に生きる山岳信仰に伝承の力を垣間見ることができます。西日本最高峰の霊山「石鎚山」は、古くから「伊予の高嶺(いよのたかね)」と称され、紀貫之をはじめ多くの歌人が瀬戸内から仰ぎ見るすがたを歌に詠み今に伝えているほか、広く瀬戸内には石鎚山と日々の暮らしに直結する言い伝えや大天狗(おおてんぐ)が伝承され、信仰の山、文学の山、民族学の山として多くの文化を育んでいます。
- 気候等と植生・野生生物
- 気候は、一般的に温暖ですが、夏季は冷涼、冬期は雪に閉ざされます。登山道沿いの植生は、スギなどの暖温帯からモミ・ツガなどの中間温帯林、ブナ・コハウチワカエデなどの冷温帯へ移行し、上部はナナカマドなどの亜寒帯林に至ります。山頂からは尾根筋のササ原とシコクシラベに代表される亜寒帯林の眺めが素晴らしく、垂直分布を観察することができる生きた植生図観といえます。4月下旬からアケボノツツジ、5月にイシヅチザクラ、6月ナンゴクミネカエデ、7月シコクイチゲ・ミヤマダイコンソウと春から晩秋にかけて多くの植物が山に彩りを添えます。この森の上部は、石鎚山系森林生態系保護地域の一部に指定され四国固有の種や絶滅危惧種など貴重な動植物の保護に努めています。
- 楽しみ方
- この森の豊で貴重な植生、特異な景観は古くは山岳信仰につながりその下地が現在、豊富な自然体験プログラムにつながり、登山イベントや登山・星空ツアー・鉱山跡ツアーなど石鎚の自然を余すことなく体験するメニューが用意されています。スキー場も隣接されており年間を通して石鎚の懐で自然を満喫できます。
宿泊施設も麓に温泉、成就社(じょうじゅしゃ)に旅館、山頂に山小屋と目的に合わせて滞在でき、なんと言っても麓から標高1,300m地点までロープウェイで8分の手軽さが好評です。
- お知らせ
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- 恒例イベント
- ・アケボノツツジ観察ハイキング(4月下旬~5月上旬)
・石鎚山お山開き(7月1日~10日)
・石鎚もみじまつり(10月上旬~11月3日)
・スノーカーニバル in 石鎚(12月下旬) - 注意(動植物)
- ・ツキノワグマは石鎚山系においては確実な生息情報はないが、剣山山系で確認されている。
・マダニ:笹地は注意。長袖、長ズボンの着用は必須。 - 注意(危険箇所)
- 山麓と山頂では気温差が大きく、天気も変わりやすいので登山の装備が欠かせない。特に冬期は積雪が多く凍結するため冬山装備が必要。
- 注意(その他)
- 石鎚山の外国語(英語)対応情報は西条市HPに掲載。
- 利用案内
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- 入園料
- レク森は無料ですが、ロープウェイを利用して登山される場合は乗車料が必要です。
(運行情報:石鎚登山ロープウェイ(株)ホームページ(http://www.ishizuchi.com/rw)) - 開園時間・期間・時期等
- 24時間
- 管理棟など有人施設
- 石鎚ロープウェイ山頂成就駅(ロープウェイ運行日時以外は無人)
- 宿泊の選択肢
- 〈レク森 外:隣接〉「玉屋旅館」、「常住屋 白石旅館」、「日の出屋旅館」
〈レク森 外〉「頂上山荘、「国民宿舎石鎚」、「白石ロッジ」、「温泉旅館京屋本店」「泉屋」
- 施設
- トイレ(含む周辺):6箇所(場合によっては有料) 遊歩道(含む周辺) 駐車場(「レクリエーションの森」外):2箇所(有料) 展望台(含む周辺) 自動販売機 売店(含む周辺・近郊) レストラン・食堂(「レクリエーションの森」外) キャンプ場 and/or バンガロー(「レクリエーションの森」外)(施設利用、アクティビティ参加は有料) 宿泊施設(ホテル・旅館等)(「レクリエーションの森」外)
- 園内図
- pdfはこちら
- 所在地
- 愛媛県西条市西之川丁
- アクセス
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- 公共交通機関を使う場合
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〈最寄り駅・停留所からのアクセス〉
- 【石鎚登山ロープウェイへ】
- JR伊予西条駅前→(せとうちバス:約60分)→ロープウェイ前バス停→(徒歩:5分)→石鎚ロープウェイ山麓下谷駅
- 【土小屋(石鎚スカイライン)へ】
- *石鎚スカイライン冬期閉鎖あり(12月~3月/積雪状況により変更あり)
- JR松山駅前バス停→(JR四国バス久万高原線:約60分)→久万営業所バス停→(徒歩:1分)→久万営業所バス停(伊予鉄南予バス:約90分)→石鎚土小屋バス停、土小屋白石ロッジ
- 車の場合
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〈アクセス〉
- 【石鎚登山ロープウェイへ】
- 松山自動車道 いよ小松IC→(一般道:約40分(約20km))→石鎚ロープウェイ山麓下谷駅
- 【土小屋(石鎚スカイライン)へ】
- (愛媛県松山市から)松山自動車道 松山IC→(一般道:約120分(約80km))→土小屋
- (高知県高知市から)高知道 伊野IC→(一般道:約120分(約80km))→土小屋
〈駐車場の駐車台数・駐車代金〉【石鎚登山ロープウェイ】京屋旅館:500台/700円、泉屋:15台/500円
【土小屋(石鎚スカイライン)】石鎚スカイライン土小屋駐車場:約100台・無料
*石鎚スカイライン冬期閉鎖あり(12月~3月/積雪状況により変更あり) - 最寄りの他の観光施設等
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- 出発地:石鎚登山口/石鎚山(石鎚ロウープウェイ山麓下谷駅)
- ●西条郷土博物館「世界重要鉱物標本・市之川産輝安鉱(いちのかわさんきあんこう)」まで車で35分
- ●「別子(べっし)銅山観光ランド マイントピア別子」まで車で60分
- 森林管理署連絡先
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林野庁四国森林管理局 愛媛森林管理署TEL:089-924-0550
https://www.rinya.maff.go.jp/shikoku/ehime
- 地域の他の
観光情報 -
西条市[外部リンク]石鎚登山ロープウェイ(株)[外部リンク](株)石鎚観光[外部リンク]NPO法人 石鎚森の学校[外部リンク]NPO法人 西条自然学校[外部リンク]
- オフィシャル
観光情報 -
石鎚山系[外部リンク]
- レク森協議会
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石鎚山系レクリェーションの森保護管理協議会
(西条市役所 観光振興課内)TEL:0897-52-1446
FAX:0897-52-1386
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